歌唱:志方あきこ
作詞:土屋暁
作曲:土屋暁
編曲:土屋暁
アルトネリコのメインテーマ。ソルシエールで『詩の力』はどのようなものなのか、この世界の人たちは『詩』をどうとらえているのかが、この詩に込められている。
もし貴方が嬉しさに溢れているとき
その気持ちを詩にして聴かせて
今のまぶしさをフィドルに込めて
その光が世界を照らし皆を暖めるように
もし貴方が涙に伏せていたなら
その切なさを詩にして聴かせて
移ろいゆく刻をリュートに忍ばせて
ゆらぐ想いを1つずつ噛みしめながら
どこかの誰かが貴方の心に共鳴し
ひとつに繋がり大きな輪となる
貴方の想いが風に乗り 海を駆け
遠くの街まで繋がっていくから
安らぎの平野 涙のガラス
記憶の箱 想いの生糸
一言ずつにその力を込め
重なり合い 流れ渡り 絡み合う精霊の息吹
その唇振るわせ耳元で囁く旋律
鼓動を静め瞼を閉じ体全てで感じてる
溶け合いひとつになる心に
ここへおいで
全てを脱がして
私は貴方の全てを受け入れるから
怖がらないで、その体を委ねて
嬉しい 嬉しい
波になれること
花になれること
貴方になれること
世界になれること
詩は不思議だといつも思う
詩は何よりも心の奥底を振るわせるものだと
幸せの魔法紡ぐように私の琴線かき鳴らす
深い深い心の淵で
天上を翔舞う 霊囁き結えば
冠火降り満ちて 何人幸織り成せ
五月雨の藍海を 唯流るる声は
移ろひ逆凪ぎ 朧気な故郷の音
奏で鳴り吹く凱亜 空に響き相成せば
飛翔く 祈りの謳 纏ひて
貴方は詩になり、その身に双翼をまとう
貴方にこの詩を入力し、ダウンロードします
貴方をフリップフロップ変換し
世界で唯一の詩にしてアルトネリコへ入力します
安らぎの丘 涙の硝子
記憶の箱 想いの碑
一重幾重の 虚ろふ生糸
魂の根 結び繋ぐ
詩は不思議だといつも思う
詩は何よりも心の奥底を振るわせるものだと
詩は不思議だといつも思う
詩はなによりも記憶の宝石箱を作るもの
たゆたう無の海 精霊の風息
溶け結ふ真荼羅に 謳ひの御子あれ
草や木、風や小鳥 この世界の全てが持ち
そして奏でる共通の調べ それこそが詩
私は詩になる